インタビュー
物価や賃上げの指標と連動させる 診療報酬の毎年改定を考えるべき
島崎 謙治
1
1国際医療福祉大学大学院教授
pp.18-19
発行日 2025年8月21日
Published Date 2025/8/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2973005
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──物価・賃金の上昇が医業経営に及ぼす影響について改めてご認識を伺います。 2024年度の診療報酬改定では、ベースアップ評価料の新設等が行われましたが、診療報酬本体の改定率は0・88%にとどまりました。また、物価の上昇の対応は基本的に入院時食事基準の引上げが行われただけです。このため、医業経営の逼迫を招くとともに、他産業並みの賃上げができず人材流出等が起きています。
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