Expert Lecture エキスパートに訊く筋ジストロフィー診療のポイント
Q3:経腸栄養剤の使い分けはどうすればよいでしょうか?
藤村 真理子
1
1市立伊丹病院医療技術部栄養管理担当
pp.31-33
発行日 2021年9月30日
Published Date 2021/9/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.01.03_0031-0033
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嚥下障害や呼吸苦などにより,経口摂取からの栄養摂取確保が困難となってきます.DMDでは液体嚥下が可能な場合が多く4),経口用の経腸栄養剤で栄養量を確保する患者もいます.また,呼吸苦や病状が進行すると便秘,腹部膨満感と相まって胃食道逆流により誤嚥のリスクとなり,栄養剤の量が確保できない場合も生じることがあります.
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