Discussion 座談会
筋ジストロフィーの栄養管理
荒畑 創
1
,
池澤 真紀
2
,
髙田 博仁
3
,
藤村 真理子
4
1国立病院機構大牟田病院神経筋形態研究室 室長
2国立病院機構東埼玉病院 言語聴覚士
3国立病院機構青森病院 院長
4市立伊丹病院医療技術部栄養管理担当
pp.5-11
発行日 2021年9月30日
Published Date 2021/9/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.01.03_0005-0011
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近年，筋ジストロフィーにおける集学的管理や薬物療法の進歩により，患者の生命予後が改善しつつある．食にかかわるケアや栄養管理は治療の基盤になると同時に，患者の生きがい，quality of life（QOL）向上を考える上でも重要な位置づけにある．一方，嚥下機能低下による栄養障害や誤嚥，窒息のリスクが伴いやすく，安全を確保した上での充実した食提供は大きな課題である．今回は筋ジストロフィー患者の栄養管理の現状と課題について，医師とメディカルスタッフの立場からご討論いただいた．
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