連載 涙が出る料理
第7回 「いつも笑顔の事務長さん」
内野 裕一
1
1慶應義塾大学医学部眼科学教室専任講師
pp.58-58
発行日 2019年11月8日
Published Date 2019/11/8
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.14.02_0058-0058
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今回は,とある眼科クリニックのいつも笑顔の事務長さんとの想い出を書こうと思う。その眼科クリニックとは「両国眼科クリニック」という外勤先である。今から15年以上前の2004年から,この両国眼科にはお世話になっている。東京歯科大市川総合病院で島﨑潤教授のもと,眼表面疾患を勉強しはじめた頃で,このクリニックでは坪田先生,島崎先生など大先輩たちが日帰り角膜移植をし,他にも眼表面疾患の患者さんがたくさんいらっしゃるので,とても勉強になった。そんな両国眼科で毎週金曜日と隔週土曜日は丸1日勤務のため,昼ゴハンも両国近辺でとっていた。午前外来が終わりスタッフルームに戻ると,一番奥の定位置の席から「内野先生~,今日もお疲れさまです!」といつも明るい声で,ゴルフ焼けのニコニコ顔で労ってくれる事務長さんがいた。
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