特集 ゲノム時代の生殖内分泌学
特集にあたって
大須賀 穣
1
1東京大学大学院医学系研究科産婦人科学教授
pp.14-14
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.28.02_0014-0014
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2000年代初頭にヒトのゲノム解読が終了し,ゲノムへの期待とともに幕開けした21世紀であるが,すでに20年以上の歳月が流れた。この間にゲノム医学は着実に進歩してきた。この進歩を支えてきたのはさまざまな技術革新であり,その技術によりゲノムワイド関連解析(GWAS),次世代シーケンス(NGS)と解析方法が進化してきた。近年ではコンピュータサイエンスの進化と相まって,AIとゲノム医学の融合も進みつつある。
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