特集 成長曲線を書こう
Ⅱ.成長曲線 さまざまな活用を!
幼児の成長をみる(幼児健診)
河野 智敬
1
1埼玉県立小児医療センター代謝・内分泌科
キーワード:
幼児健診
,
成長曲線
,
低身長
,
肥満
,
栄養
Keyword:
幼児健診
,
成長曲線
,
低身長
,
肥満
,
栄養
pp.1339-1343
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000752
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SUMMARY
▷幼児期のおもな健診として1歳6か月児健診および3歳児健診があげられ,成長曲線が活用されている.
▷幼児の成長過程はICPモデルの “I” 成分に含まれ,その成長に最も影響を与えるのは栄養である.
▷そのため,幼児期の健診では育児支援の一環として適切な栄養に関する指導も行う.
▷健診で成長曲線を作成することで視覚的に栄養的問題や様々な疾患を発見できる可能性がある.
▷成長曲線を評価する際には標準的な曲線から逸脱する所見を見逃さないことが大切である.
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