特集 検体検査のポイントとピットフォール 診察室にこの1冊
A.スクリーニングに用いる検査
31.グラム染色,細菌・真菌培養同定[微生物学的検査]
山本 剛
1
1大阪大学大学院医学系研究科変革的感染制御システム開発学寄附講座
pp.132-137
発行日 2025年3月24日
Published Date 2025/3/24
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001238
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Summary
1.グラム染色などの塗抹検査は迅速性があり,外来診療でも役立つ検査である.
2.培養検査は時間がかかる検査であるが,感染症診療では最も基本的な検査である.
3.塗抹検査や培養検査,PCR検査で検出された菌は患者の状態を確認しながら原因菌として診断に役立てることが重要である.

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