特集 外来で見逃さない危険な疾患,相談すべき症例―気づくコツ,つなぐヒント―
受ける側の視点:診断につながるヒント
急性腹症
北村 真樹
1
,
角山 泰一朗
1
1藤枝市立総合病院救急科
キーワード:
急性腹症
,
腹痛
,
腹膜炎
,
代謝異常
,
婦人科疾患
Keyword:
急性腹症
,
腹痛
,
腹膜炎
,
代謝異常
,
婦人科疾患
pp.1348-1352
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001015
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Headline
・急性腹症とは,発症1週間以内の急性発症で,手術などの迅速な対応が必要な腹部(胸部なども含む)疾患である.
・一般内科外来や救急外来を受診する患者の主訴で腹痛の頻度は高い.
・腹痛の原因は軽症から重症,腹腔内臓器からそれ以外の臓器と多岐にわたり,迅速な処置が必要にもかかわらず診断が遅れてしまうこともある.
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