特集 ポストコロナ時代の感染症診療
巻頭言
貫井 陽子
1
1京都府立医科大学分子病態感染制御・検査医学講座
pp.xv-xv
発行日 2023年3月23日
Published Date 2023/3/23
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000112
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世界保健機関(WHO)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック宣言から約3年が経過しました.当初は未知の感染症への対応で診療現場は混乱し,多くの死亡者が認められましたが,抗ウイルス薬・中和抗体薬・免疫調整薬をはじめとした治療薬やワクチンの開発が目覚ましいスピードで進み,マネージメント方法もある程度確立されるところまで到達しました.現在もウイルスは日々進化を続け,新たな変異株に対する知見がアップデートされています.この3年間,様々な形で診療・地域連携などにご尽力いただきました医療従事者の皆様,行政機関の皆様,研究者の皆様に心より感謝申し上げたいと思います.
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