特集 日常診療でみる二次性心筋症・全身疾患関連の心障害
サルコイドーシス
多田 篤司
1
,
永井 利幸
1北海道大学 大学院医学研究院循環病態内科学
キーワード:
バイオマーカー
,
Peptidyl-Dipeptidase A
,
MRI
,
Interleukin-2 Receptors
,
心エコー図
,
心臓疾患
,
生検
,
放射性核種イメージング
,
サルコイドーシス
,
アルゴリズム
,
PET検査
Keyword:
Algorithms
,
Echocardiography
,
Sarcoidosis
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Peptidyl-Dipeptidase A
,
Biomarkers
,
Receptors, Interleukin-2
,
Heart Diseases
,
Radionuclide Imaging
,
Biopsy
,
Positron-Emission Tomography
pp.1535-1541
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2023064542
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<Headline>1 サルコイドーシス患者における心臓病変の合併は,生命予後やQOLを大きく左右するため,早期かつ適切な診断が重要となる.2 心臓サルコイドーシスにおいて,心内膜心筋生検による組織診断の陽性率は低いため,バイオマーカーや画像診断を組み合わせることが重要となる.3 日本循環器学会「2016年版心臓サルコイドーシスの診療ガイドライン」により,心臓サルコイドーシスの診療指針はより明確になり,心臓外臓器に病変を認めない心臓限局性サルコイドーシスの存在も認識されるようになった.
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