特集 患者指導、医師のこの一言が患者を変える
疾患別指導 腰痛、肩こり、変形性膝関節症 外来指導ポイント
松平 浩
1
1東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター
キーワード:
運動療法
,
椎間板ヘルニア
,
腰椎
,
腰痛
,
変形性膝関節症
,
肩こり
,
痛覚
,
疼痛-神経障害性
,
外来指導
Keyword:
Low Back Pain
,
Lumbar Vertebrae
,
Intervertebral Disc Displacement
,
Neuralgia
,
Exercise Therapy
,
Osteoarthritis, Knee
pp.1041-1046
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2023020833
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<Headline>1 有訴者の多さがトップ2である腰痛と肩こりは、それぞれの"これだけ体操"から指導する。2 変形性膝関節症ではOARSIガイドラインを勘案しつつ、大腿四頭筋セッティング+股関節外転運動から指導する。3 患者教育と脳内神経伝達物質やマイオカインの分泌を誘導する全身的有酸素運動は、筋骨格系疼痛マネジメントの基本であり、マインドフルネスやtime-contingent approachとともに新たな第三の疼痛機構である痛覚変調性疼痛にも適応となる。
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