特集 患者指導、医師のこの一言が患者を変える
疾患別指導 便秘
中島 淳
1
,
三澤 昇
,
結束 貴臣
1横浜市立大学 医学部肝胆膵消化器病学教室
キーワード:
運動療法
,
下剤
,
食事療法
,
排便
,
便秘
,
栄養指導
,
服薬指導
,
服薬アドヒアランス
,
生活指導
Keyword:
Exercise Therapy
,
Defecation
,
Cathartics
,
Diet Therapy
,
Constipation
,
Medication Adherence
pp.1015-1019
発行日 2022年8月1日
Published Date 2022/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2023020828
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<Headline>1 慢性便秘症は生命予後の悪い疾患であることを患者に話す前に、医師がまず認知する必要がある。2 便秘症患者の6割には便意がないので、治療とセットでトイレに行く指導や計画排便指導を行うことが重要である。3 治療のゴールは便が出たか出ないかではなく、内服の調整でBristol便形状スケールの4型の便を目指すことである。
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