特集 歯周病が及ぼす全身疾患への影響
歯周病の予防と治療に向けた取り組み 歯周病対策としての生活習慣改善 特に食習慣、食栄養改善について
三辺 正人
1
1文教通り歯科クリニック
キーワード:
危険因子
,
歯周疾患
,
食行動
,
栄養管理
,
口腔ケア
Keyword:
Feeding Behavior
,
Risk Factors
,
Periodontal Diseases
,
Nutrition Therapy
pp.1207-1211
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022350919
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<Headline>1 歯周病は、非感染性疾患(NCDs)のリスク因子の1つであり、生活習慣病のリスク因子のなかで「食習慣」との関連が明らかとなっている。2 不良な食習慣ならびに食栄養は、口腔と全身の健康のリスク因子であり、慢性炎症を介して病的老化を促進することから、医科歯科連携した食習慣・食栄養指導支援を行うことが求められる。3 歯みがき習慣は、いわゆる「生活療法」として食運動習慣、休養睡眠、ストレス管理、生活リズムなどの改善とともに生活習慣改善に寄与する有用なアプローチ法としての認識が必要である。
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