特集 かかりつけ医からみた糖尿病診療
並存疾患を有する糖尿病患者の診療 フレイル、サルコペニア
田村 嘉章
1
1東京都健康長寿医療センター 糖尿病・代謝・内分泌内科
キーワード:
食事療法
,
共存疾患
,
糖尿病性合併症
,
筋肉減少症
,
レジスタンストレーニング
,
フレイル
,
血糖管理
Keyword:
Diet Therapy
,
Frailty
,
Comorbidity
,
Glycemic Control
,
Resistance Training
,
Sarcopenia
,
Diabetes Complications
pp.345-349
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022138879
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<Headline>1 糖尿病はフレイルやサルコペニアのリスクとなる。2 高血糖だけでなく低血糖もフレイルのリスクであり、特に認知機能やADLが低下したものでは厳格な血糖コントロールは避ける。3 フレイル、サルコペニアの予防においては、十分なエネルギー、タンパク質の摂取が重要である。4 レジスタンス運動やバランス運動が有用であり、食事療法と組み合わせることで効果を高めることができる。
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