最新の花粉症診療 アレルゲン検査:花粉症診療におけるコンポーネント診断 解釈と診療への応用

＜Headline＞1 様々なアレルゲン特性を有するコンポーネント単位での診断が行われるようになった。2 多種花粉に感作がみられた場合は、CCD、プロフィリンやポルカルシンなどのコンポーネントによる交差抗原性の影響を考慮する。3 交差抗原性により多種花粉に感作がみられる患者において特異的免疫療法を計画する場合は、primary sensitizer(感作源)の検索のため、各花粉のマーカーアレルゲンの検査を行う。