特集 膵疾患の診断・治療の進歩
各疾患の診断と治療 膵癌の手術療法
蘆田 良
1
,
杉浦 禎一
,
上坂 克彦
1静岡県立静岡がんセンター 肝胆膵外科
キーワード:
腫瘍多剤併用療法
,
膵切除
,
膵臓腫瘍
,
アジュバント化学療法
,
ネオアジュバント療法
,
Gemcitabine
,
TS-1
,
FOLFIRINOX Protocol
,
GnP Protocol
Keyword:
Neoadjuvant Therapy
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Chemotherapy, Adjuvant
,
Pancreatic Neoplasms
,
Pancreatectomy
,
Folfirinox
,
Gemcitabine
pp.1055-1059
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020360721
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<Headline>1 膵癌は手術単独で治癒を得ることは困難であり、多くの周術期補助療法に関する臨床試験が行われた。2 JASPAC 01試験の結果をもとに、膵癌診療ガイドラインで切除可能膵癌に対する術後補助療法の第一選択としてS-1単独療法が推奨される。3 Prep-02/JSAP-05試験の結果をもとに、膵癌診療ガイドラインで切除可能膵癌に対する術前補助療法はゲムシタビン塩酸塩+S-1併用療法を行うことが提案される。
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