特集 ウイルス肝炎アップデート
総論 ウイルス性肝炎の疫学と病態
奥新 和也
1
,
小池 和彦
1東京大学 医学部消化器内科学
キーワード:
肝炎-A型
,
肝炎-B型
,
肝炎-C型
,
肝炎-E型
,
肝炎-ウイルス性-ヒト
,
抗ウイルス剤
,
病態生理
Keyword:
Hepatitis, Viral, Human
,
Hepatitis B
,
Hepatitis C
,
Hepatitis A
,
Hepatitis E
,
Antiviral Agents
pp.154-158
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020162733
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<Headline>1 ウイルス性肝炎は病原体により分類され、肝炎ウイルスとしてA・B・C・D・E型の5種類が同定されている。2 B型およびC型慢性肝炎は肝硬変・肝細胞がんの成因として重要であるが、近年の抗ウイルス療法の進歩は目覚ましい。3 性的接触を介したA型肝炎の急増、免疫抑制状態でのE型肝炎の慢性化などが改めて問題となっている。
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