特集 乳幼児健診実践ガイド
専門家からのアドバイス 領域別に 身体発育
佐藤 詩子
1
1三楽病院 小児科
キーワード:
低身長症
,
成長
,
発育不全
,
身体計測
,
乳幼児健康診査
,
成長曲線
Keyword:
Dwarfism
,
Growth
,
Failure to Thrive
,
Anthropometry
,
Growth Charts
pp.637-642
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021205808
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
●乳幼児健診での身体計測値は、母子手帳の標準曲線にプロットし、経時的な変化を把握する。●乳児期の体重増加不良について器質的疾患を見分けることが大切である。●乳幼児期の体重増加不良では栄養摂取不足が多いが、児の養育環境の把握も大切である。●幼児期の低身長について、成長率の低下が明らかな児や、-2.5SDを下回る児は精査対象である。●低身長を伴う疾患のなかで、成長ホルモン治療の対象となるのは一部の疾患のみである。●アディポシティリバウンドが早期の幼児肥満は思春期以降の肥満につながるリスクがある。
Copyright© 2021 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.