特集 予防接種パーフェクトガイド
注意を必要とする疾患・病態 血液製剤投与患者
森川 和彦
1
1東京都立小児総合医療センター 臨床研究支援センター
キーワード:
Toxoids
,
弱毒ワクチン
,
不活化ワクチン
,
血液製剤
,
予防接種スケジュール
,
予防接種
,
Palivizumab
Keyword:
Vaccines, Inactivated
,
Immunization Schedule
,
Palivizumab
,
Vaccination
,
Vaccines, Attenuated
,
Toxoids
pp.1527-1532
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2021034493
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●免疫グロブリンを含有する血液製剤は、生ワクチンの免疫反応を減弱させる。●ロタウイルス・BCG以外の生ワクチンは、血液製剤投与後に一定期間をあけて接種する。●生ワクチン接種後2週間以内に血液製剤を投与した場合は抗体検査を行うか、再接種する。●不活化ワクチンおよびトキソイドは、血液製剤投与にかかわらずいつでも接種可能である。●パリビズマブは、生ワクチンや不活化ワクチンの免疫反応を阻害しない。
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