特集 人工知能(AI)と小児医療
疫学・医療行政でのAI活用の取り組み
遠藤 明史
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院臨床試験管理センター
キーワード:
人工知能
,
保健医療政策
,
登録
,
難病
,
診療報酬
,
電子データの有効利用
,
ビッグデータ
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Health Policy
,
Registries
,
Catastrophic Illness
,
Big Data
pp.107-110
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019141082
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<Key Points>(1)ゲノム医療、画像診断、診断・治療支援、医薬品開発、介護・認知症、手術支援を保健医療分野の重点6分野として行政でも取り組みが進められている。(2)改正個人情報保護法下でも、認定事業者により匿名加工された医療情報を用いてさまざまな研究開発を行うことが可能となった。(3)多くの難病レジストリを包含する難病プラットフォーム事業が開始されている。(4)診療報酬の審査支払機関での審査には、支部間での差異が指摘されていたが、今後AIの順次導入などにより審査の効率化、適正化が計画されている。
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