特集 画像!-エキスパート直伝 産婦人科画像診断-
(第1章)周産期 部位別 長期予後も視野に入れたFGRの産科管理の新展開
高橋 雄一郎
1
1岐阜県総合医療センター 胎児診療科・産科
キーワード:
出生前超音波診断
,
胎児発育遅滞
Keyword:
Fetal Growth Retardation
,
Ultrasonography, Prenatal
pp.125-137
発行日 2021年3月25日
Published Date 2021/3/25
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021180180
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point!>・FGRには胎児胎盤機能不全型、胎児要因型に分類される。・early-onset(妊娠26~32週ごろ)とlate-onset(32週以降)では異なる血流評価などサーベイランス方法や娩出理由なども異なる。・臍帯動脈に加えて静脈系の血流評価が短期予後改善のための娩出決定に重要である。・FGRのintact survivalを目指した周産期管理、研究が求められている。
Copyright© 2021 SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.