ハイクオリティを維持する軟性内視鏡の洗浄・消毒
■フォーカス❷耳鼻咽喉用軟性内視鏡の洗浄・消毒
松塚 崇
1
1朝日大学病院頭頸部外科・耳鼻咽喉科 部長・教授
pp.206-211
発行日 2026年7月15日
Published Date 2026/7/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000645
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
耳鼻咽喉科での診療には,多くの診療科で使用されるチャンネル付きの処置用軟性内視鏡と,チャンネルが無く構造が単純な観察用軟性内視鏡がある。チャンネルなしの軟性内視鏡の使用頻度が高く,2014年に行われた実態調査での1日あたりの使用頻度は病院で14回,診療所で7回であった。また,同調査では9割の診療所でチャンネル付きの内視鏡は保有しておらず,診療所での自動洗浄消毒器の使用は1%であることが報告されている。2016年に日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会は「耳鼻咽喉科内視鏡の感染制御に関する手引き」(以下,当手引き)の第1版を刊行した。耳鼻咽喉科軟性内視鏡の洗浄・消毒方法の周知と徹底を目的としており,本年第2版を刊行した。

Copyright © 2026, Van Medical co., Ltd. All rights reserved.

