特集 呼吸器領域の抗菌薬の使い方 - 最新エビデンスから導く基本と応用
慢性呼吸器症状における抗菌薬の使い方 百日咳 流行・耐性動向と診断・治療の最前線
野上 裕子
1
1国立病院機構福岡病院 呼吸器内科
キーワード:
IgA
,
IgM
,
酵素抗体法
,
呼吸器徴候と症状
,
集団サーベイランス
,
百日咳
,
百日咳毒素
,
予後
,
診療ガイドライン
,
細菌薬剤耐性
,
疾病の流行
,
LAMP法
Keyword:
Immunoglobulin A
,
Immunoglobulin M
,
Immunoenzyme Techniques
,
Prognosis
,
Population Surveillance
,
Whooping Cough
,
Signs and Symptoms, Respiratory
,
Practice Guidelines as Topic
,
Drug Resistance, Bacterial
,
Pertussis Toxin
,
Epidemics
pp.197-201
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.34426/J03177.2019012930
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百日咳の診断法は、PT-IgAやPT-IgM、またLAMP法により以前より早期にできるようになった。今後は成人の百日せきワクチン導入を検討し、罹患数を減少させることが課題である。また平成30年1月1日より全例報告となり、より正確に罹患数を捉えることが可能になったが、長引く咳の鑑別診断に百日咳も考慮されることが大切であると思われる。
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