日本看護協会
専務理事からのワークリポート
中野 夕香里
1
1日本看護協会 専務理事
pp.4-5
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002424
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2025年度第8回常務理事会(11月17日)
「医療法等の一部を改正する法律案」が11月27日に衆議院本会議で賛成多数で可決されました。翌週から参議院での審議が開始され、今国会で成立する見通しです。改正の趣旨は、2040年ごろに向け、地域での良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を構築するため、地域医療構想の見直し等、医師偏在是正に向けた総合的な対策の実施、医療DXの推進のために必要な措置を講ずることとされています。成立すれば2026年から順次、改正医療法の下、さまざまな施策が開始されます。将来に向け、地域の医療や介護の提供体制を整備、維持しようとするとき、めざす姿をできるだけ具体的に描くことが重要です。社会の変化、特に、人々の医療・看護ニーズの変化・増大、看護の実践を支えるテクノロジーの進化等のファクターを十分に勘案するとともに、若年層の人口が減少する中において、必要な看護を提供するため、看護実践の対象と場の広がりへの対応、看護提供システムの効率性の向上、質と量の両面からの看護職の確保等の観点からあるべき姿を同定し、バックキャスティングで取り組んでいく必要があると本会では考えています。「看護の将来ビジョン2040」の実現にそれぞれの立場で取り組んでいく際にも、“なりたい姿” をまず考え、議論することが必要ですね。
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