厚労省が2023年の患者調査結果を公表 入院は過去最少となり、在宅医療は大幅に増加

厚生労働省は2024年12月20日、2023年の患者調査^★1の結果を公表しました。入院の推計患者数は117万5,300人で、現在の調査方法となった1984年以降で最少です。一方、在宅医療を受けた患者数は前回調査の37.7％増となり、大幅な増加となっています。調査結果は、医療ニーズの変化を如実に反映していると言えます。通常国会に新たな地域医療構想の策定に向けて医療法等改正案が提出されていますが、ニーズの変化に対応し、持続可能な医療提供体制を構築することが求められます。