特集 在宅輸血のいろは―現状と課題をおさえる
2.在宅輸血の基本 4)輸血実施・患者観察・副反応対策 (1)看護師の視点から(輸血実施・患者観察)
中根 太志
1
1トータス往診クリニック 看護師
pp.979-981
発行日 2025年10月15日
Published Date 2025/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt53100979
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
在宅輸血は病院と異なり人的・設備的なサポート体制が乏しいため,安全な実施のために医療者側(訪問看護ステーションなど),介護者側(ケアマネジャーやヘルパーも含む),地域での多職種間の連携体制を構築することが望ましい.当院では日本輸血・細胞治療学会の学会認定・臨床輸血看護師の資格取得を促しているが,地域の多職種に向けた在宅輸血研修会の実施など,地域での在宅輸血に関するスキルアップに向けた取り組みを行うことが今後の課題である.

Copyright © 2025 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.