特集 リハビリテーション医療と入退院支援
特集にあたって
永田 智子
1
1名戸ヶ谷記念病院
pp.11-11
発行日 2025年1月15日
Published Date 2025/1/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034010011
- 有料閲覧
- 文献概要
わが国では医療機関の機能分化が進み,急速な高齢人口増加と家族構成の変化に伴い退院支援の重要性が高まっている.すべての医療機関において,入院の時点から計画的な退院計画を立て,チームで退院支援を実践する体制が求められている.救急医療を担う病院では治療終了後の転院先確保や在宅・地域資源等との連携が,予定入院を受ける医療機関では退院支援に加えて効果的な病床稼働のため入口管理として入院支援の果たす役割は大きく,病院運営・経営にも寄与する.疾患構造は多様化しており,退院支援にかかわる多職種の連携が重要であり,中でもリハビリテーション医療職のかかわりは増している.
Copyright© 2024 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.