報告
離乳期の子をもつ親への食育の重要性
-管理栄養士,調理師が運営する「離乳食教室」の経験から
夏井 唯美子
1
,
遠藤 美織
2
,
産本 陽平
3
Yumiko Natsui
1
,
Miori Endo
2
,
Yohei Sanmoto
3
1一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 栄養科 たけだ認定栄養ケア・ステーション
2一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院 栄養科
3筑波大学附属病院 小児外科
キーワード:
離乳食教室
,
食育
,
管理栄養士
,
調理師
Keyword:
離乳食教室
,
食育
,
管理栄養士
,
調理師
pp.402-407
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.32118/cn146030402
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離乳食に関する親の悩みや調理負担は大きく,その支援の一環としてわれわれが開催している「離乳食教室」の活動を報告する.2021年8月より地域の小児科診療所と連携し,妊婦や離乳食導入期の親を対象に,月齢に応じた離乳食調理の解説,調理技術指導,試食会を行った.離乳食教室後に行ったアンケート調査結果では参加者58名中55名(94.8%)が離乳食に対して悩みを抱え,そのうち,とくに「つくるのが負担,つくり方がわからない」という調理に関する意見が35名(63.6%)と最多だった.また,過去に離乳食に関する情報を得る機会がなかったとする回答は12名(20.7%)で,教室では食物アレルギー関連の個別相談が多かった.管理栄養士や調理師から直接指導が受けられる「離乳食教室」は親の離乳食に関する悩みを軽減し,情報提供の場として有用な可能性がある.

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