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第1土曜特集 二次性心筋症──Present and Future
病因・診断
心臓MRI,CTによる心筋組織性状診断
Myocardial tissue characterization with cardiac MRI and CT
尾田 済太郎
1
Seitaro ODA
1
1熊本大学大学院生命科学研究部画像診断解析学
キーワード:
心臓MRI
,
遅延造影(LGE)
,
T1マップ
,
細胞外容積分画(ECV)
,
心臓CT
Keyword:
心臓MRI
,
遅延造影(LGE)
,
T1マップ
,
細胞外容積分画(ECV)
,
心臓CT
pp.335-340
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.32118/ayu27705335
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心臓MRI,CTは現在の循環器診療において重要な役割を果たしている.心臓CTでは主に冠動脈を評価し,心臓MRIでは主に心筋を評価する.心臓MRIでの心筋評価では遅延造影(LGE)が広く普及しているが,近年ではT1マップによる心筋細胞外容積分画(ECV)の評価が注目を集めている.心臓CTでも遅延造影やECVの評価が可能となっており,今後,実地診療への普及が期待される.本稿では心臓MRI,CTによる心筋組織性状診断の概要を解説する.
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