臨床経験
インコボツリヌストキシンA(ゼオマイン🄬)を使用してA型ボツリヌス製剤800単位で両上下肢に同時使用した脳卒中後四肢痙縮の1例
渡辺 淳志
1
,
山口 智弘
1東京さくら病院 リハビリテーション科
キーワード:
肩関節
,
関節可動域
,
筋痙縮
,
四肢
,
手指関節
,
足関節
,
肘関節
,
筋肉内注射
,
Botulinum Toxin Type A
,
脳卒中
,
脳卒中リハビリテーション
Keyword:
Range of Motion, Articular
,
Elbow Joint
,
Extremities
,
Finger Joint
,
Ankle Joint
,
Muscle Spasticity
,
Stroke Rehabilitation
,
Injections, Intramuscular
,
Shoulder Joint
,
Stroke
,
Botulinum Toxins, Type A
pp.1125-1129
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/J02606.2023023905
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44歳女性。脳卒中後四肢痙攣に対してオナボツリヌストキシンAによるA型ボツリヌス毒素製剤400単位の治療を開始したが、両上肢・両肩外転・両手指伸展は改善しなかった。そこで、インコボツリヌストキシンを使用してA型ボツリヌス製剤800単位で両上下肢治療を同時に行ったところ、両肩外転・両上肢・両手指伸展のMASは3から2へ改善し、関節可動域も改善した。尚、治療による副作用はみられなかった。
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