特集 超音波検査の「描出不良」解決テクニック
腹部領域 消化管
崎田 靖人
1
1河畔病院
キーワード:
圧力
,
消化管疾患
,
消化管腫瘍
,
後腹膜腔
,
超音波診断
,
ルーチン検査
,
虫垂炎
,
仰臥位
,
超音波プローブ
,
結腸憩室
,
呼息
,
腹部ヘルニア
,
側臥位
Keyword:
Ultrasonography
,
Supine Position
,
Diagnostic Tests, Routine
,
Gastrointestinal Neoplasms
,
Diverticulum, Colon
,
Gastrointestinal Diseases
,
Appendicitis
,
Pressure
,
Retroperitoneal Space
,
Exhalation
pp.1015-1021
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2024030480
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近年,画像診断の進歩により消化管領域における超音波検査の重要性が高まっている.超音波検査で消化管疾患を正しく診断するためには良好な画像を得ることが不可欠だが,病変そのものを描出しにくいケースがあるのも現実である.特に消化管領域の検査では他の実質臓器と比べ描出不良例が多く,やむをえず検査を断念する場合も存在する.では,どうすれば,限られた時間で効率よく病変を検出できるか.そんな時の私なりの工夫を,いくつかの疾患を用いて解説したい.
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