特集 ここまできた 血栓止血検査の標準化
標準化の現状 ループスアンチコアグラント
山崎 哲
1
1聖マリアンナ医科大学附属病院 臨床検査部
キーワード:
Lupus Coagulation Inhibitor
,
部分トロンボプラスチン時間
,
抗リン脂質抗体症候群
,
標準化
Keyword:
Lupus Coagulation Inhibitor
,
Antiphospholipid Syndrome
,
Reference Standards
,
Partial Thromboplastin Time
pp.269-273
発行日 2023年3月15日
Published Date 2023/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023304534
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ループスアンチコアグラント(LA)検査の標準化にはいまだ多くの課題がある.現状においては,(1)検査前処理として適切な条件で適切な検体を準備すること,(2)多様な抗リン脂質抗体に対応するため2つ以上の測定系を用いて検出すること,(3)抗凝固療法中の患者検体に対して検査不可も十分に考慮したうえで適切に対応することが重要である.
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