基礎講座
健診での乳房超音波検査の基本
相馬 明美
1
1岩手県予防医学協会
pp.1277-1281
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.20231204040013
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◎超音波診断装置のモニタの高さと位置,ベッドと椅子の高さなどは上体に負担がかからないような位置に調節する.◎乳房の観察範囲は胸骨,鎖骨,腋窩に囲まれた部分で,探触子は肩の力を抜き下部を持つことで安定させ,2方向からくまなく走査する.◎乳房超音波検査の要精検基準は見落とすことなく,いかに効率よく生命予後にかかわる乳がんを拾い上げるかが重要となる.
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