特集 尿沈渣検査からの病態推測と診療へのアプローチ
各種尿沈渣成分-出現背景,推測される病態,診療へのアプローチ ウイルス感染細胞
友田 美穂子
1
1がん研究会有明病院 臨床検査センター検体検査部
pp.1245-1250
発行日 2023年12月15日
Published Date 2023/12/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.20231204040009
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尿沈渣検査で検出されるウイルス感染細胞にはヒトポリオーマウイルス感染細胞,核内封入体細胞,ヒトパピローマウイルス感染細胞(コイロサイト),アデノウイルス感染細胞などがある.それぞれ核や細胞質に形態異常を示し,異型細胞などと類似するものもあることから,その特徴を十分に理解しておくことが重要である.
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