特集 必携!日当直の緊急検査マニュアル
生化学検査 クレアチニン(Cre)
菅野 光俊
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1福島県立医科大学 保健科学部臨床検査学科
キーワード:
Creatinine
,
血液化学分析
,
検体取り扱い法
,
緊急検査
,
検査臨界値
Keyword:
Creatinine
,
Blood Chemical Analysis
,
Laboratory Critical Values
,
Specimen Handling
pp.1342-1343
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022094570
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<POINT>□肝臓で合成されたクレアチンが骨格筋に取り込まれ、Creとなる。□Creは腎臓の糸球体で濾過され、尿細管で再吸収されず尿中に排泄されるため、糸球体濾過量(GFR)を予想する推算GFR(eGFR)を求めることができる。□Creは腎からの排泄障害で増加し、筋萎縮を伴う疾患で低下する。□腎機能の評価には、筋肉量の影響を受けにくいシスタチンCの測定も有用である。
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