特集 外注施設でも知っておきたい ホルター心電図の見方
実際に心電図を読んでみよう! 不整脈とアーチファクト
石崎 一穂
1
1三井記念病院 臨床検査部
キーワード:
心電図
,
心房細動
,
心房粗動
,
頻拍-心室性
,
不整脈
,
アーチファクト
Keyword:
Tachycardia, Ventricular
,
Artifacts
,
Electrocardiography
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Atrial Fibrillation
,
Atrial Flutter
pp.462-468
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2021215474
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ホルター心電図検査は、不整脈の検査法として必要不可欠な検査法である。近年では、十二指導が記録可能な装置や数日間連続記録可能な装置も使用できるが、2チャンネルで1日分の心電図を記録する装置が主流である。チャンネル数を絞って長時間記録することの重要性を理解し、圧縮波形と拡大波形を駆使して正確かつ迅速な解析を心がける必要がある。本稿では、ホルター心電図検査が有用であった徐脈と頻脈の症例を提示し、解説する。
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