特集 心臓電気生理を理解して不整脈診療に活かす
治す カテーテルアブレーションと薬物療法のどちらを選ぶか?
池主 雅臣
1
,
齋藤 修
,
保坂 幸男
1新潟大学 医学部保健学科
キーワード:
WPW症候群
,
抗不整脈剤
,
心房細動
,
心房粗動
,
頻拍-心室性
,
不整脈
,
カテーテルアブレーション
,
期外収縮-心室性
,
頻拍-房室結節リエントリー性
Keyword:
Anti-Arrhythmia Agents
,
Atrial Fibrillation
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Atrial Flutter
,
Tachycardia, Atrioventricular Nodal Reentry
,
Wolff-Parkinson-White Syndrome
,
Catheter Ablation
,
Tachycardia, Ventricular
,
Ventricular Premature Complexes
pp.586-592
発行日 2019年6月9日
Published Date 2019/6/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019249770
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<Point>1 カテーテルアブレーションは多くの発作性上室性頻拍(WPW症候群、房室結節リエントリー頻拍など)で第一選択治療として用いられる。2 近年は心房細動・心室頻拍に対するカテーテルアブレーションの治療成績も向上した。特に発作性心房細動、特発性心室頻拍では良好な成績が報告されている。3 器質的心疾患を伴う心室頻拍の治療は植込み型除細動器(implantable cardioverterdefibrillator:ICD)が基本であり、薬物療法とカテーテルアブレーションは併用する治療の位置づけにある。
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