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リンフォーマの診断と治療
菅谷 誠
1
1国際医療福祉大学 皮膚科学教室
キーワード:
CD8抗原
,
腫瘍進行度
,
鑑別診断
,
生検
,
皮膚腫瘍
,
免疫組織化学
,
リンパ腫
,
リンパ腫-T細胞性
,
リンパ増殖性疾患
,
部局間関係
,
Bexarotene
,
Denileukin Diftitox
,
Brentuximab Vedotin
,
Mogamulizumab
,
WHO分類
Keyword:
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Lymphoproliferative Disorders
,
Immunohistochemistry
,
Lymphoma
,
Neoplasm Staging
,
Skin Neoplasms
,
CD8 Antigens
,
Interdepartmental Relations
,
Lymphoma, T-Cell
,
Denileukin Diftitox
,
Bexarotene
,
Brentuximab Vedotin
,
Mogamulizumab
pp.918-923
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2017342186
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「リンフォーマはむずかしい」という言葉をよく耳にする.臨床的に炎症性疾患との鑑別が困難な場合もあれば,診断がついても治療方針決定に悩むこともある.分類も数年に1回改訂されてしまい,どの診断名をつけてよいのか途方に暮れるケースもあるであろう.本稿ではまず,昨年に改訂されたリンパ腫のWHO分類の特徴について述べる.次にリンフォーマの診断手順について解説するとともに,血液内科と皮膚科で皮膚のリンフォーマをどのように診ていくべきか,私見を述べたいと思う.また後半では,最近本邦で利用できるようになった治療法や,開発中の治療法について記載する.(「はじめに」より)
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