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痒み評価法の最近の動向
江畑 俊哉
1
1ちとふな皮膚科クリニック
キーワード:
Ciclosporin
,
そう痒症
,
疼痛測定
,
経口投与
,
皮膚炎-アトピー性
,
アクチグラフィー
,
視覚アナログ尺度
,
行動評価尺度
,
掻破行動
Keyword:
Behavior Rating Scale
,
Administration, Oral
,
Dermatitis, Atopic
,
Pain Measurement
,
Pruritus
,
Cyclosporine
,
Actigraphy
,
Visual Analog Scale
pp.1130-1135
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2016073938
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痒みは皮膚疾患における主要な愁訴となる症状であるが,主観的な感覚であるために,客観的に評価することはむずかしい.しかし強い痒みは集中力の低下や不眠を引きおこして患者のQOLを低下させること,搔破が皮膚病変を悪化させることから,痒みに対して十分に配慮した診療を行うことが重要であり,治療効果の判定のために痒みの適切な評価は欠かせない.瘙痒性皮膚疾患の病勢を把握し,痒みの悪化因子や患者のQOL低下の程度を知るうえでも痒みの評価は必要である.(「はじめに」より)
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