治療
減汗性コリン性蕁麻疹の治療法と発汗テストの工夫
木戸 祐也
1
,
藤井 弘子
,
谷岡 未樹
,
宮地 良樹
1京都桂病院 皮膚科
キーワード:
Steroids
,
運動療法
,
温熱療法
,
抗炎症剤
,
発汗
,
発汗減少
,
蕁麻疹-コリン性
Keyword:
Anti-Inflammatory Agents
,
Exercise Therapy
,
Hyperthermia, Induced
,
Hypohidrosis
,
Steroids
,
Sweating
pp.769-772
発行日 2014年8月1日
Published Date 2014/8/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014314332
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コリン性蕁麻疹は,運動や温熱刺激などによって誘発される小型の常色膨疹で,痒みのほかにチクチクとした痛みを伴うのが特徴である.コリン性蕁麻疹は,発汗低下を伴うことがあり,減汗性コリン性蕁麻疹として報告されている.本稿では減汗性コリン性蕁麻疹の治療のまとめと運動療法の具体的な方法を提示したあと,減汗症・無汗症の診断・経過観察のツールとしての発汗テストについて簡便に行う工夫を含めて紹介したい.(「はじめに」より)
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