特集 誤診しやすい皮膚疾患
２８．血管拡張を主とする疾患
西山 茂夫
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キーワード：
POEMS症候群
,
運動失調症-毛細血管拡張性
,
Fabry病
,
血管拡張
,
血管腫
,
酒さ
,
毛細血管拡張症-遺伝性出血性
,
ポートワイン母斑
,
血管腫-クモ状
,
紙幣状皮膚
Keyword:
Fabry Disease
,
Ataxia Telangiectasia
,
Hemangioma
,
Rosacea
,
Vasodilation
,
Telangiectasia, Hereditary Hemorrhagic
,
POEMS Syndrome
,
Port-Wine Stain
pp.102-105
発行日 2013年12月25日
Published Date 2013/12/25
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2014089377
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＜1 血管拡張とは＞真皮上層の毛細管ないし前毛細管が，持久性に拡張，延長，蛇行している状態を血管拡張（telangiectasia）という．臨床形態では，斑状，分枝状，丘疹状にみえ，いずれの場合もガラス圧によって赤い色が消褪し，出血と区別できる．斑状の血管拡張は，炎症性，可逆性の紅斑と区別しなくてはならない．また非炎症性の循環血液の増加に基づく潮紅（たとえば赤血球増加症，red palmなど）とも鑑別を要する．（冒頭より）
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