特集 小児内視鏡外科手術と医療安全
巻頭言
世川 修
1
Osamu Segawa
1
1東京女子医科大学病院小児外科
pp.216-217
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/ps.0000000742
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小児外科領域では,1993年ごろから小児外科固有の新生児・乳児疾患に対する腹腔鏡手術の報告が散見されるようになった1,2)。小児内視鏡外科手術は,小児の小さく脆弱な臓器が拡大視効果により大きく明るくみえ,それを麻酔科医,手術室看護師,医学生など手術に携わる全員でみることができるため,特に術野の狭い新生児や幼若乳児では開腹・開胸手術よりも安全性が高い一面があると考えられる。
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