症例
動物の飼育が家族関係の改善に関与した神経性やせ症の2例
宇田川 美野子
1
UDAGAWA Miyako
1
1東京警察病院小児科
pp.1143-1148
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000001772
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はじめに
犬や猫の飼育が家族関係の改善に関与した神経性やせ症(anorexia nervosa:AN)の2例を報告する。症例は経過中にうつ状態や過食を認めた12歳女児と14歳女児で,心理状態や家族関係の改善に犬や猫の飼育が一助となった。当院で行っている本症の治療についても述べる。
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