特集 周産期診療コツと落とし穴
Ⅱ.新生児編
(14)退院時~フォローアップ
190.先天性股関節脱臼ハイリスク児の対応
江口 佳孝
1
Yoshitaka Eguchi
1
1国立成育医療研究センター整形外科
キーワード:
発育性股関節形成不全
,
DDH
,
開排制限
,
家族歴
,
骨盤位分娩
Keyword:
発育性股関節形成不全
,
DDH
,
開排制限
,
家族歴
,
骨盤位分娩
pp.629-631
発行日 2026年10月10日
Published Date 2026/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000003006
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はじめに
発育性股関節形成不全(developmental dysplasia of the hip:DDH)は,乳児期にみられる股関節発育異常のスペクトラムを指す概念である。臼蓋形成不全,不安定股,亜脱臼,完全脱臼までを含む広範な疾患群であり,出生後の肢位や育児環境,関節弛緩性など発育過程の影響が大きいことから,現在では“発育性”の名称が用いられている1)。

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