特集 耳鼻咽喉科医が知っておくべき免疫疾患
【耳鼻咽喉科医が知っておくべき免疫不全症】
続発性免疫不全症
堀野 哲也
1
Tetsuya Horino
1
1東京慈恵会医科大学内科学講座感染症内科
キーワード:
続発性免疫不全症
,
ステロイド
,
再活性化
Keyword:
続発性免疫不全症
,
ステロイド
,
再活性化
pp.1362-1363
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002384
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はじめに
続発性免疫不全症は後天的あるいは二次的に発症した免疫不全であり,その原因は表1のように大別される。これらの疾患や薬剤によって引き起こされる免疫能低下は,主に好中球減少,細胞性免疫低下,液性免疫低下に分類され,好中球減少では細菌感染症やアスペルギルス症,細胞性免疫の低下ではニューモシスチス肺炎やサイトメガロウイルス感染症,液性免疫の低下では髄膜炎菌感染症などのリスクが増大する。本稿では,続発性免疫不全の原因として遭遇することの多い糖尿病および慢性腎臓病における免疫能低下とステロイド投与の際に再活性化に注意すべき感染症について述べる。
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