特集 耳鼻咽喉科領域における患者支援機器
【患者支援機器の現状と未来】
スマートフォン・アプリを使用した患者支援の現状と将来
藤村 真太郎
1
Shintaro Fujimura
1
1京都大学医学部耳鼻咽喉科
キーワード:
SaMD
,
医療機器
,
非医療機器
Keyword:
SaMD
,
医療機器
,
非医療機器
pp.363-365
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002065
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スマートフォンの社会浸透と医療における役割
2025年6月に博報堂メディア環境研究所が発表した「メディア定点調査2025」によると,10代から40代のスマートフォン利用/所有率は2025年にほぼ100%に達しており,50代は98%,60代は88.3%となっている。性能面でも,現在のスマートフォンに搭載されているCPUは,20年ほど前のスーパーコンピューターに匹敵する性能を有しており,通信手段としてのみならず各種センサやカメラを搭載し,VR・ARといったあらたな体験や価値を生み出す強力なツールとなっている。医療の質向上と効率化が同時に求められる現代においてデジタルヘルスに注目が集まる中,スマートフォンはその中核をなす技術の一つと考えられる。

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