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特集 薬剤による腎障害
各論1 薬剤性腎障害をきたす代表的薬剤
非ステロイド性抗炎症薬
Non-steroidal anti-inflammatory drugs
川上 貴久
1
KAWAKAMI Takahisa
1
1杏林大学腎臓・リウマチ膠原病内科
キーワード:
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)
,
プロスタグランジン
,
緻密斑
,
急性腎障害
Keyword:
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
,
シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)
,
プロスタグランジン
,
緻密斑
,
急性腎障害
pp.173-177
発行日 2026年8月25日
Published Date 2026/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002539
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はじめに
非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal anti-inflammatory drugs:NSAIDs)とは,グルココルチコイドやその誘導体ではない(=「ステロイド性」ではない),抗炎症作用・鎮痛作用・解熱作用を有する薬剤の総称である。対象となる症状はさまざまな疾患で起こりやすく,かつ患者が自覚しやすいものであるため,世界で最も使用される薬剤の1つである。したがって,その副作用が現れる頻度も当然高くなる。さまざまな副作用があるが,なかでも重要なのが消化性潰瘍と腎障害だろう。

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