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特集 バスキュラーアクセス
バスキュラーアクセス手術
超音波ガイド下選択的皮神経ブロックを用いたバスキュラーアクセス手術の麻酔
Anesthesia for vascular access surgery using ultrasound-guided selective cutaneous nerve block
瀬尾 明彦
1,2
,
清水 泰輔
1
,
小川 智也
1
SEO Akihiko
1,2
,
SHIMIZU Taisuke
1
,
OGAWA Tomonari
1
1埼玉医科大学総合医療センター腎・高血圧内科/血液浄化センター
2さくら記念病院血管外科
キーワード:
バスキュラーアクセス手術
,
バスキュラーアクセスインターベンション治療
,
日帰り手術
,
超音波ガイド下選択的筋皮神経ブロック
Keyword:
バスキュラーアクセス手術
,
バスキュラーアクセスインターベンション治療
,
日帰り手術
,
超音波ガイド下選択的筋皮神経ブロック
pp.571-576
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002427
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はじめに
バスキュラーアクセス(vascular access:VA)手術やバスキュラーアクセスインターベンション治療(vascular access intervention therapy:VAIVT)施行時には,皮膚切開,皮下組織の剝離,脈管操作,穿刺時やバルーン拡張時などの疼痛が強いことが知られている。透析患者の麻酔はハイリスクであり,KDOQIガイドラインではVA手術時の麻酔には腕神経叢ブロックの有用性が示されているが1),VAIVT時の麻酔方法については明示されておらず,日本透析医学会の「慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン」などのわが国の指針では,VA手術・VAIVT施行時の標準的な鎮痛法は明確に言及されていない2)。適切な周術期管理と麻酔法を選択することで健常人とほぼ同様に行えるとの報告があり3),現状としては,術者判断と患者の状態にあわせて麻酔方法が決められている。VA手術全般において透析患者に行われている代表的な麻酔法には,以下のようなものがある。

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