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特集 COVID-19と腎臓病
【診断・治療】
パンデミックが日常腎臓診療に与えた影響
Impact of COVID-19 pandemic on daily clinical practice of kidney diseases
坪井 伸夫
1
,
横尾 隆
1
TSUBOI Nobuo
1
,
YOKOO Takashi
1
1東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科
キーワード:
新型コロナウイルス
,
パンデミック
,
慢性腎臓病
Keyword:
新型コロナウイルス
,
パンデミック
,
慢性腎臓病
pp.205-209
発行日 2022年1月25日
Published Date 2022/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000036
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はじめに
慢性腎臓病(CKD)患者は新型コロナウイルス感染症(coronavirus disease 2019:COVID-19)に罹患した際の重症化リスクが特に高く,またCOVID-19では急性腎障害を高頻度に合併する。そのために腎臓病を診療する医師は必然的にCOVID-19の診療にも深くかかわるようになっている。一方でパンデミックが長期化するにつれ,感染流行下においても持続可能なCKDの診療と療養のあり方が問われるようになった。
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