Japanese
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特集 大腸内視鏡のトラブルシューティング
序説
Introductory remarks
小林 清典
1
Kiyonori Kobayashi
1
1北里大学医学部新世紀医療開発センター
pp.320-321
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001264
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消化器内視鏡検査は患者への侵襲を伴い,安全かつ質の高い検査を行うことができるかは,施設の環境も影響するが,内視鏡医や介助者の経験や技量に左右される面が大きい。なお消化器内視鏡検査は,熟練した内視鏡医が行う場合であっても,常にさまざまなトラブルと隣り合わせの状態にあり,いつトラブルに遭遇するか予想するのは難しい。したがって消化器内視鏡医は,内視鏡診療で起こりうるさまざまなトラブルを把握しておく必要があるし,実際にトラブルに遭遇した際には,迅速かつ適切な対処ができる知識や技量を身につけておくことが求められる。
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